レリーフを彫る方法~ネコ編~

レリーフは2次元と3次元の中間にあたる表現で独特の難しさがあります。ただ、完全な立体物を制作するほど時間を要しませんので、彫刻刀の使い方や木の順目・逆目を理解するのにもピッタリの彫り物です。
今回は写真のネコをレリーフとし ...
包丁の鞘に龍を彫る

海外から京都へ料理の修行に来られている方に、帰国の際に龍を彫刻した包丁の鞘(ケース)をプレゼントしたいという料理人からご依頼。
新しい船出に粋なプレゼント。こちらも力が入ります。
彫りを入れるにあたって注意すべきこ ...
舟形光背(透かし唐草)の彫り方 まとめ

これまでに彫り方を紹介した蓮華三重座に舟形光背(透かし唐草)を取り付けると次の写真のようになります。
以下、舟形光背(透かし唐草)の彫り方をまとめておきますので目次としてご利用ください(クリックすると説明ページにジャンプし ...
舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その3(光脚部、身光部、頭光部を彫る)

周縁部に唐草が彫れましたら、最後に光脚部、身光部、頭光部を彫っていきます。
①光脚部を彫るこちらは一般的な後脚部です。以前、蓮華座の彫り方で説明したものをレリーフとして表現したものと考えてください。蓮華座を彫るときにきちん ...
街中で使う無料Wi-Fi

歩いていると年に数回は道に迷っている人から声をかけられます。土地勘のあまりない京都や奈良、滋賀に行ったときも道を聞かれたこともあります。その土地の人のように見えるのか、道を教えてくれそうな優しそうな人に見えるのか、はたまた暇そうな人に ...
舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その2(唐草を彫る)

左右対称で厚さも整った舟形の木が用意できましたら、周縁部に透かし唐草を彫っていきます。
①下絵を舟形に彫った木に貼るまずは、舟形の木に下絵をのりで貼ります。唐草を左右対称に彫っていきますので、下絵も左右対称になるように貼り ...
舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その1(舟形に彫る)

光背は、仏像の背面を飾っているもので、身体から放たれる光を表現したものです。
今回から数回に分けて、透かし唐草をあしらった舟形光背の彫り方を説明していきます。
①下絵を描くまずは下絵を描きます。光背お
試作(龍のレリーフ、大黒さんの線彫り、字刻)

年末にお寺さんから真ん中に穴の開いた楕円体の木に何か彫刻できないかとお話を頂いたので、試作してみました。
お寺にまつわるお話を聞き、試作として、お寺の近くの池から昇る龍を浮き彫りし、龍とともに現れた大黒さんをシンプルに線彫 ...
木彫における彫刻刀仕上げとヤスリ仕上げの違い

生徒さんには木彫における仕上げの基本として、彫刻刀だけでピカピカにする方法をまずは実践してもらっています。彫刻刀だけで仕上げるというと、「ヤスリで研磨した方がきれいなのでは?」と思われる方がほとんどなので、今回はどのような違いがあるか ...
トースカン先生はあなたの味方

はじめて生徒さんに「トースカン」と言うと、「トースカン?」となってしまいます。そんななじみのないトースカンについて、今日は説明していきます。
トースカンとは?木彫など加工物に水平線を引くための道具です。
トースカンの ...