舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その2(唐草を彫る)
左右対称で厚さも整った舟形の木が用意できましたら、周縁部に透かし唐草を彫っていきます。
![舟形に彫ったものに下絵を貼る(舟形光背の彫り方) 舟形に彫ったものに下絵を貼る(舟形光背の彫り方)](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
舟形に彫ったものに下絵を貼る
![透かし部分を削り取る(舟形光背の彫り方) 透かし部分を削り取る(舟形光背の彫り方)](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
透かし部分を削り取る
注意すべき点は、周縁部の湾曲に対して垂直に削り取ることです。単に削り取ればいいわけではありません。
![周縁部の湾曲に対して垂直に削り取る(舟形光背の彫り方) 周縁部の湾曲に対して垂直に削り取る(舟形光背の彫り方)](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
周縁部の湾曲に対して垂直に削り取る
丸刀(または浅丸)と平刀、キワ刀を駆使して彫ってください。教室で基本をしっかり身につけた方なら、時間はかかるかもしれませんが、一度パターンが分かればできることでしょう。
![唐草を彫るときに使用する彫刻刀(光舟形背の彫り方) 唐草を彫るときに使用する彫刻刀(光舟形背の彫り方)](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
唐草を彫るときに使用する彫刻刀
(唐草を彫り終えた後、身光部の中心部あたりを透かしました)
「舟形光背(透かし唐草)の彫り方 その3」では、「光脚部」、「身光部」、「頭光部」の彫り方を簡単にではありますが説明していきます。
①下絵を舟形に彫った木に貼る
まずは、舟形の木に下絵をのりで貼ります。唐草を左右対称に彫っていきますので、下絵も左右対称になるように貼り付けます。少しでもずれていれば、やり直してください。![舟形に彫ったものに下絵を貼る(舟形光背の彫り方) 舟形に彫ったものに下絵を貼る(舟形光背の彫り方)](https://horibito.com/wp-content/uploads/2017/01/71b1668277433e8bc0878c5ec2ff043a-169x300.jpg)
②透かし部分を削り取る
ドリルや糸鋸などを使い、透かし部分(下絵の黒塗部分)を削り取ります。![透かし部分を削り取る(舟形光背の彫り方) 透かし部分を削り取る(舟形光背の彫り方)](https://horibito.com/wp-content/uploads/2017/01/ebb8db8c840e8977b29040af00a5e262-169x300.jpg)
![周縁部の湾曲に対して垂直に削り取る(舟形光背の彫り方) 周縁部の湾曲に対して垂直に削り取る(舟形光背の彫り方)](https://horibito.com/wp-content/uploads/2017/01/ad40037b38bf141707c5d5b28e9081ab.png)
③唐草を彫る
唐草を彫っていきます。![唐草を彫る(拡大)(舟形光背の彫り方) 唐草を彫る(拡大)(舟形光背の彫り方)](https://horibito.com/wp-content/uploads/2017/01/57d282c31819f74277b091c80bb571ab-180x300.png)
![唐草を彫るときに使用する彫刻刀(光舟形背の彫り方) 唐草を彫るときに使用する彫刻刀(光舟形背の彫り方)](https://horibito.com/wp-content/uploads/2017/01/1beba2948c00b691d1d46a0ced611da5.png)
![唐草を彫る(全体)(光舟形背の彫り方) 唐草を彫る(全体)(舟形光背の彫り方)](https://horibito.com/wp-content/uploads/2017/01/a3e50388c9be45f6b4fa73f79566c0ac-180x300.png)
舟形光背(透かし唐草)の彫り方
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