基礎を固めて道をひらく

学問、音楽、スポーツ、木彫、何事も最初の基礎固めが大切です。木彫は、木材と彫刻刀を揃えれば誰でも容易にスタートできますが、基礎を固めないまま次から次へと彫っても進歩しませんし、良い作品は生まれません。
教室入会後、精度の高 ...
文様の彫り方 その17 ~波~

波のっていくで
今回は次の下絵の波をできるだけシンプルに彫っていきますが、難易度高めです。自分なりのイメージ作りながら彫り進めることができなければ太刀打ちできないでしょう。
使用した刃物はキワ刀12mm、キワ刀 ...
文様の彫り方 その16 ~雲~

もこもこいくで
今回は次の下絵の雲をできるだけシンプルに彫っていきます。
上手くできましたら、さらに以下の下絵を透かして彫っていきましょう。
使用した刃物はキワ刀、浅丸刀で ...
文様の彫り方 その15 ~亀甲(きっこう)、矢絣(やがすり)~

今日はおなじみの亀甲(きっこう)と矢絣(やがすり)の彫り方を説明します。
亀甲(きっこう)は正六角形で構成された文様で、亀の甲羅に似ていることからその名が付けられました。
矢絣(やがすり)は矢羽(やばね)の形を ...
文様の彫り方 その14 ~市松(いちまつ)、三崩し(さんくずし)~

今日は「市松(いちまつ)」、「三崩し(さんくずし)」の彫り方を説明します。
「市松」は色違いの正方形を交互に並べた文様です。古くから「石畳(いしだたみ)」と呼ばれていましたが、江戸時代の歌舞伎役者の佐野川市松(さのがわ い ...
文様の彫り方 その13 ~菊菱(きくびし)、八重菊(やえぎく)~

今日は菊菱(きくびし)、八重菊(やえぎく)の彫り方を説明します。
菊菱(きくびし)は菊の花を菱形で構成したもので、八重菊(やえぎく)は花びらを何枚も重ねて八重咲きを表現したものです。
...
文様の彫り方 その12 ~捻じ梅(ねじうめ)~

「捻じ梅」は、梅の花びらが捻(ね)じれた形になったものです。
今回は 2種類の捻じ梅の彫り方を説明します。
用いた彫刻刀は、キワ刀と浅丸の2本です。
準備カーボン紙ではがき ...
絵の彫り方 ~干支~

文様を彫ることができるなら、文様を彫るがごとく絵を彫ることもできます。
今回は干支の絵を彫っていきましょう。
使用した彫刻刀はキワ刀1本です。
寅(とら)準備
カーボン紙で木 ...
文様の彫り方 その11 ~千鳥(ちどり)、千鳥格子(ちどりごうし)~

ピヨピヨ
今回はキワ刀と錐(キリ)を使います。
取り組む文様は、「千鳥(ちどり)」、「千鳥格子(ちどりごうし)」です。
水辺に棲んでいて群れで飛ぶ小鳥を文様化したものが「千 ...
文様の彫り方 ~[補講] キワ刀一本で線をあやつる~

文様の彫り方において、キワ刀1本で線をあやつる方法についての補講です。
キワ刀を使いこなせれば、筆で字を書くがごとく線を彫ることができます。
ポイントは線の太さの自然な変化です。
これを実現するには ...