仏頭の彫り方~釈迦如来編~ その5(お顔を丁寧に彫り進める)

仏像彫刻仏像彫刻の技法

ここからはお顔を丁寧に彫り進めます。お顔は難しく、今後仏像を彫るために避けては通れません。 あせらず時間をかけてじっくり彫ることをおすすめします。 また、最初のうちはあまり深く彫らず、浅めに彫った方が無難でしょう。 「仏頭の彫り方~釈迦如来編~ その2(比率、左右対称)」の図のサイズで彫る場合(1ツ=1寸≒3mm)、使う刃物は以下の図のようなものになります。 仏頭の彫り方(使用する彫刻刀) 眉下、眼の下に丸刀3mm、鼻根の横に丸刀6mm、その他まぶたや丸みのある箇所などはキワ刀や平刀を使うとよいでしょう。 資料や見本をしっかり見ながら、自分なりに考えながら彫り進めます。何度も申しますが、あせらずじっくりが大切です。

仏頭の彫り方~釈迦如来編~ 目次

  1. 作る前の注意点
  2. 比率、左右対称
  3. 角を削る
  4. おおまかにお顔彫る
  5. お顔を丁寧に彫り進める  ←現在表示しているページ
  6. 耳の位置を決め、お顔をさらに整える
 
生徒の方はもう少し詳しい資料(pdf版)を用意しましたので、こちらよりダウンロードしてください。
また、パスワードやダウンロード方法が分からない場合は、稽古時間に聞いてください。