木彫教室
文様の彫り方 その5 ~檜垣(ひがき)、組亀甲(くみきっこう)~
2017年12月17日 小物・創作
「檜垣(ひがき)」と「組亀甲(くみきっこう)」の彫り方を説明していきます。 1.檜垣の彫り方 檜(ひのき)やその他の板材を互い違いに組んだものを檜垣(ひがき)または網代(あじろ)といいます。今回はこの檜垣を編まずに彫って … Read more
上達して自由になっていく
2017年12月17日 共通
過去に木彫の基礎を身につけるために上達しながら彫る大切さについていくつか記事を書いてきました。これは少しでも納得のいくものをご自身の力で彫ってほしいと願ってのことです。 ・上達しながら彫る(2015年7月) ・身体の変化 … Read more
文様の彫り方 その4 ~青海波(せいがいは)、七宝つなぎ~
2017年9月9日 小物・創作
「青海波」と「七宝つなぎ」の彫り方を説明していきます。 これまでは、三角刀、平刀、キワ刀を多用してきましたが、今回は浅丸が活躍します。 1.青海波の彫り方 カーボン紙ではがき大の木に青海波と七宝つなぎを写していきます。下 … Read more
文様の彫り方 その3 ~麻の葉、紗綾形(さやがた)~
2017年8月27日 小物・創作
今回は「麻の葉」と「紗綾形」の彫り方を説明していきます。 「紗綾形」は卍(万字)を斜めに崩して連続しているので「卍崩し」「卍つなぎ」と呼ばれることもあります。 少し細かい彫りものですが、文様の彫り方 その1 ~格子(こう … Read more
文様の彫り方 その2 ~雷紋(らいもん)~
2017年8月21日 小物・創作
中国古代の代表的な文様「雷紋」。 私はこの文様を見ると学生の頃に近所で食べた中華そばの器を思い出します。 今回は馴染み深い「雷紋」の彫り方を二例説明していきます。 ちょっとした彫り方の違いで見え方が全然違うところが面白い … Read more
文様の彫り方 その1 ~格子(こうし)から鱗(うろこ)~
2017年8月17日 小物・創作
木彫で緻密なレベルの技術を求める場合、はじめに練習として文様を彫るのもよいかもしれません。文様はパターンの連続ですので、正確な線や面などを彫ることができれなければ、整っては見えません。つまり、正確な線や面を彫る技術を身に … Read more
「とまどい」から「集中」へ
2017年7月8日 共通
先日、教室でかなりやる気のある生徒さんから次ような質問を受けました。 「家で木彫の練習をする場合、①仕事の後に毎日1時間するか、②休日に8時間するか、どっちがいいですか?」 話を詳しく聞いていくと、①は仕事の後なので疲れ … Read more
『夢十夜』第六夜のようにはならないで。
2017年6月15日 共通
生徒さんの中に本やテレビで以下ような言葉に触れ、感銘を受けたとおっしゃる方がいらっしゃいます。 「木、石の中にあらかじめ像が宿っており、彫るということはその出現を手助けするだけ」 このような言葉は古くはダビデ像で有名なミ … Read more
研ぎ機の購入に悩む人々
2017年5月25日 共通
趣味で木彫をされている方から彫刻刀用研ぎ機の購入を検討していると相談を受けることがあります。私の教室に通っている生徒さんの相談なら受けるのは当然なのですが、事前に問い合わせもない初見の方が急に来られて相談される場合もあり … Read more