仏像彫刻心得、心構え

ホリビト

目標を持つことにより、「どのようにすれば達成できるか?(方法、手段)」を考え、それを実行する、というテキパキした行動につながるように思います。そして、目標を達成、または挫折を繰り返すことにより、人は磨かれていくのではないでしょうか。

仏像彫刻心得、心構え

感覚の成長

前回のつづき。身体は、鍛錬すれば発達し、何もしなければ退化します。

今回は、木彫をする中で、ある人の身体に起こった変化についてのお話です。

今、上手く彫れない人の参考になればと思います。

指が動かず彫刻刀 ...

仏像彫刻心得、心構え

身体の変化

身体は正直です。鍛錬すれば発達し、何もしなければ退化します。

木彫においてもあてはまります。

初心者は利き手の数本の指だけで彫ろうとしますが、上達すると左右の手の指が全てが連動しはじめます。また彫り方によっては ...

仏像彫刻心得、心構え

ホリビト

木彫をし始め、思うように彫れないと感じる方が多いです。

木彫の難しさがわかるとともに自信を失うこともあるかもしれません。

そういったときに思い出してほしいことが「上達しながら彫る」ということ。

この ...

共通心得、心構え

ホリビト

彫刻初心者が必ず一度はつまずくのが、順目(ならいめ、または、じゅんめ)と逆目(さかめ)。

木を彫ったことがない方のほとんどが、彫刻刀をどの角度から木に入れても同じように彫れると思っています。

木は繊維質であり、 ...

共通心得、心構え

木のクセと付き合う

彫刻をする際に用いる木は、数百年から数千年経ったものを主に用います。

この長生きした生命体を彫ることを考えると緊張します。いい加減なことはできないので、しっかり準備をした後に彫り始めます。一刀目は、さながら神聖な儀式のよう ...