プロフィール

不動明王と猫

木彫家・仏師:永田宗伸

兵庫県三田市生まれ、大阪市阿倍野区育ち
大阪府立住吉高校卒業
国立大学法人 島根大学生物資源科学部卒業
国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 情報処理研究科
博士前期(修士)課程修了
仏師・桂野圭仙氏に師事

私は、完成を決めきらないまま木と向き合い、彫る行為の中で生じる判断やためらいを重ねながら制作を行っています。かたちは最初から定まっているものではなく、彫り進める中で生じる選択や関係性が、そのまま造形として残っていきます。木、身体、刃物との関係を行き来しながら、理解しようとし続けた痕跡として、作品を提示しています。


背景

存在として大きかった祖母の死に立ち会ったことを契機に、29歳で師のもとで仏像彫刻を学び始めました。その後、眼の病により立体視が困難になる局面を経験しましたが、独自の方法で立体感覚を身につけていく過程で、「思いをかたちにする」という制作の原点を見出しました。この経験を通して、かたちの正確さや技巧だけではなく、制作のプロセスに宿る判断と向き合う姿勢そのものを、彫刻として成立させることを重視するようになりました。


56億7千万年後(In 5.67 Billion Years) 56億7千万年後

高さ27cm

自灯明(zitomyo) 自灯明

高さ27cm

いのちの芽(bud of life)-1 いのちの芽

高さ13cm

月光 -1 月光

高さ32cm

作品展示室