仮想のような、現実のような、新型コロナウィルスで大混乱の2020年。
自粛で時間ができたにもかかわらず、あまり外出できない制約の多い状況。
でも、彫刻をする者は物事を多面的にとらえるなり。
これは、深くもぐって探求のチャンス。
今回の探求は、仮想と現実を行ったり来たり。
ブーン!
まずは仮想世界でホリビト3Dデータを作成。


次に、現実世界で出力するため、全体にサポート(柱状のもの)を取り付ける。

サポートをくっ付ける
仮想世界から現実世界に戻り、3Dプリンタで出力。

3Dプリンタで出力
初めてにしてはまずまず。しかしその後、サポートを取り外すときに失敗。

手足が折れ、哀愁ただよう
このようなことがあっても、じっくりと観察。
経験で得られたこともあり、今後に生かせるなら問題なし。
続いて雲を同じような流れで制作。
- 雲の3Dデータを作成
- 3Dデータにサポートをくっ付ける
- 3Dプリンタで出力後にサポートを除去
さらに、勢いのまま、2021年の干支をモチーフに「雲牛~kumoushi~」を制作。

雲牛~kumoushi~
現実世界で培った観察力は、仮想世界でも力となり、仮想世界で得られた視点は現実世界に変化をもたらす。
人生を深める探求に終わりなし